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  • 2018.04.04 Wednesday
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まあるいじかんの、はじまり、はじまり

「まあるいじかん」のはじまりについて。


保育園の頃、同じ組に障害を持った子がいました。

小学校でも同じ組になりました。

正確に言うと、その子は特別学級に通っていたので、体育の時とか遠足の時だけ一緒に行動しました。

そして、中学生になっても、やっぱり同じ組になりました。
その頃にはなんとなく私が彼女の面倒を見る係のようになっていました。
先生方やクラスメイトが、私のことを「面倒見がいい子」と思ってくれているんじゃないか?と思い、ちょっぴり誇らし気な気持ちでいました。


さて、中学校の美術の先生は、生徒数人を連れて障害者福祉センターを訪れ、施設の子どもたちと一緒に放課後を過ごすという活動をされていました。

楽しそうだなと思って私も参加することにしました。

施設では、同じ施設の子どもたちが互いに面倒を見あっていました。

私が車いすの子を抱き上げようとして、ところが思った以上に重くておろおろしていると、たけちゃんという杖をついた男の子が慣れた様子で手伝ってくれました。

ベットに寝たきりの女の子は、「今日は土曜日だからお家に帰れる」と喜んでいました。
私よりも小さい子が、お母さんやお父さんと離ればなれで生活しているということに衝撃を受けました。

ここの子たちはなんてしっかりして、たくましいのだろう!

一方、テレビの前では当時の私から見たらオトナの一歩手前の18歳のお姉さんが、NHKの教育番組を観て子どものようにはしゃいでいました。
その姿はどこから見ても小学生にしか見えず、またしても衝撃を受けました。

なんて純粋な人たちなのだろう!

それまで、「私が面倒を見てあげている」と思っていた、たかーく伸びた私のお鼻がポキンと音をたてて折れました。


そうこうしている間に私もあっという間に大人になり、テーマパークのレストランでアルバイトをしていました。
ある時、お母さんとお父さんと一緒に車いすの女の子が来ました。
その子の笑顔を見た時に、目から何枚ものウロコがはがれ落ちた気がしました。

あの子の笑顔には、ただ純粋にまじりっけなしの、100%の「楽しい」しかない!
私には絶対にこの笑顔はつくれない!

もっとあの子たちといっしょにいたい。もっと近くで関わりたい。そう思うようになりました。


社会に貢献とか福祉活動とか、難しいことは私には出来ないけれど、一緒に楽しむことならできるかもしれない。

参加者やスタッフ、関わってくれたすべての人が楽しく、心があたたかくなるような、まあるいひとときを過ごすことができたら…

そんな思いからこのまあるいじかんは出来ました。




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